【制作記録】機流音くんでJanne Da Arc「Lunatic Gate」をカバーしてみた

ボカロ・DTM制作

Janne Da Arcの2ndシングル「Lunatic Gate」を機流音くんでカバーした時の備忘録です。

この曲はサビの音程がすごく難しく、yasuさん本人も歌うのが難しいと言っていた気がします。
個人的に2番からの歌詞が好きなので、2番のAメロからサビ終わりまでをショート動画にしました。

🛠 打ち込みと再現ポイント

🎸ギター

使用音源:Electri6ity。
Aメロのクリーンサウンドも、Bメロ以降の歪みサウンドもLes Paul DIです。
レスポールを使いたいというよりはハムバッカーの音を使いたいという理由が強いです。

Insertは下記構成

  • Gate|Cubase付属のノイズゲート
  • Guitar Rig 7|KOMPLETE付属のアンプシミュレータ
  • Studio EQ|Cubase付属のEQ
    • 低域を削って中域を持ち上げる
  • Tube Compressor|Cubase付属のコンプ
    • 前はMultiband Compressorを使ってましたが、ATTACKとRELEASEだけ調整出来れば良いので、設定項目が少ないTube Compressorを試しました
  • Magnet 2|Cubase付属のサチュレーター。アナログ感や音抜けの調整に利用。

Guitar Rig 7の構成は下記。

  • クリーンサウンド
    • VC76|軽くコンプレッサーをかける
    • SOLID EQ|ローパスフィルターで低域カット
    • TWEED DELIGHT|アンプのヘッド・キャビネット
      Brightは程々にして明るすぎない音にしています
    • CHORAL|軽めのコーラスで揺らぎをプラス
    • PSYCHE DELAY|かかってると分かるくらいFeedbackは強

ディストーションサウンド

  • アンプのヘッド・キャビネット
    • Van 51|Peavey 5150がモデルとなっていて、個人的にバッキング用途に好きな音です
  • RAUM|リバーブ。ほんのりかかってるかな?くらいの設定です。

🎸ベース

使用音源:Trilian。
Clean FenderのFull Rangeを使用。

Insertは下記構成

  • Frequency|8バンドEQ。ドラム用の低域と300~800Hz、7kHzをカット。
  • Guitar Rig 7
    • Trilianは綺麗な音すぎるのでGuitar Rigをかませて少しザラついた感じにしています。
    • 多少濁ってる感じというか、ちょっと汚い感じのほうがリアルに近づくと思っています。
  • Tube Compressor|Cubase付属のコンプ
  • Magnet 2|Cubase付属のサチュレーター

Guitar Rig 7は「Nice Passive Clean」というプリセットを元に多少の設定をいじっています。

🥁ドラム

使用音源:SSD5
Metal ManというKitをベースに、気に入らないシンバルとかはEditで別の物に差し替えています。
キックやスネアの音が好みでもシンバルやハイハットが好みじゃない事が多いのが悩み。

Insertは下記構成

  • Frequency|8バンドEQ。ドラム用の低域と300~800Hz、7kHzをカット。
  • Tube Compressor|Cubase付属のコンプ
  • Magnet 2|Cubase付属のサチュレーター

🎹キーボード

この曲で使った音色は下記。

  • ピアノ|Aメロで使用
    • Halion SonicのBright Rock Piano
      Insertなどでの調整は何もしていない(手抜き)
  • Saw系リード|Bメロ・サビで使用
    • Halion SonicのSuper SawとLead 2をミックス
    • こちらもInsertなどでの調整はしていない
  • ストリングス|サビで使用
    • Halion SonicのString Ensemble 2を使用
    • これも…Insertなどでの調整はしていない(MIDIノートのベロシティ調整くらい)

フル尺で作るなら、イントロやアウトロのグロッケン的な音や、イントロのちょっとホラー気味のストリングスも必要になるかなと思います。
Insertでの調整は基本していないけど、やるとしてもEQ・コンプ・サチュレーションかな。

🗣 機流音くんの調声やエフェクト・プラグインについて

調声

今回はピッチとタイミングの修正がメインです。
サビまではダイナミクスの調整もしていたのに、サビから調整するの忘れてました…。

ピッチ調整

Bメロの最後、「似合いすぎてる 君を見つめられないのはなぜ?」の部分は苦労しました。
CD音源もライブ音源も聴きなおしましたけど、細かいキーの上がり下がりがあるんですよね。
ノートで調整するよりピッチで調整したほうが自然かな?と思って、試行錯誤を繰り返しました。

サビはだいぶ極端な線でピッチ調整しています。
これをする事で、各単語にメリハリがつくようになります。
タイミングで調整するのも手なんですが、今回はピッチのほうがしっくりきました。

タイミング調整

サビ後半の「なにか隠してる~」を調整。
あとサビ前の「噛みついてくる」も調整しています。
これらの調整で、微妙に入る溜めを調整したり口の開き方を再現できます。

グローバルパラメータ

Janne Da Arcの曲をカバーする時は、声質を下げてハスキーを上げる傾向にあります。
yasuさんっぽさを出そうとすると、声質は大体は声質はマイナスになります。
ハスキーは上げすぎると声がボロボロになるので、枯れない程度に上げています。
曲によりますが、古い曲ほどハスキーを上げる傾向にあるかもしれません。
ビブラートに関するパラメータは機流音らしさ(というよりキリショーらしさ)を出すために少し上げてます。

その他

「あやつられてる~」のところは「あやつられてろ~」としています。
他の曲でも「る~」を「ろ~」と歌う事があるので、yasuさんの癖なんでしょうね。
CD音源よりもライブ音源を参考にする事が多いです。

エフェクト・プラグイン

月光花の時はだいぶ構成を変えてて、DeEsserを試してみたり、コンプもTube Compressorにしてみて、機流音っぽさを出しつつ生声っぽく出来たらと試行錯誤しました。

Insert

  • Frequency|8バンドEQ
  • DeEsser|ボーカルを聴きやすくするコンプ
  • Tube Compressor|Cubase付属のコンプ
  • Magnet 2|Cubase付属のサチュレーター

Send

  • StereoDelay
  • REVelation

Frequency
5バンドだけ使って主に低域カットと中~高域の持ち上げに利用

DeEsser
声のサ行などの耳に刺さる音だけを自動で抑えてくれるプラグイン。
サ行などが強いと感じる部分をプリセットをベースに高域を少し抑えました。

Tube Compressor
ATTACKとRELEASEの調整が主で、音の立ち上がりや余韻の長さをコントロールするために使っています。

Magnet 2
Saturationを35%に抑え、DUAL MODEをオンにすることで倍音を程よく強化し、声に自然な存在感を与えています。

StereoDelay
左を1/8、右を1/4にしてみました。
左右でディレイをずらすと広がりとリズム感が出る気がします。
ただ、もっと短くしたほうが良かったり、フィードバックを強めたほうが面白いかも?
このへんはまだ試行錯誤中です。

REVelation
Pre Delayを30msに設定し、声の立ち上がりを出しつつリバーブ感を加えました。
ライブっぽさを狙ってModelはホールを選びましたが、Studioのほうがより自然に収まったかもしれません。

Stereo OutにはKOMPLETEに付属のOzone Standardのみ。
Ozoneって「勝手にいい感じにしてくれる」みたいな印象がすごく強いんですが、勝手にやらせると爆音になりがちですね💦
EQだけお任せして、GainやClipなどは自分で設定しています。
基本方針はTruePeakを-1.0以下。LUFSは13前後を目標となるように調整しています。

🎬 完成したもの

ここまで読んでいただいた方は、ぜひ完成版を聴いて、試行錯誤している内容を感じてもらえたら嬉しいです!
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